こんにちは、ばいにゃこです。

千葉先生に蕎麦饅頭を改良してもらい舞い上がっとるぞい。

これで全国の売り出せる・・・と思ったら甘かった。

饅頭だけ作れば売れるってもんでも無かった。

販売開始するためには色々準備が必要っすね。

商品名の選定やパッケージデザイン、包材の手配、菌検査や感応テスト・賞味期限の設定

販売ページの作成から販促まで・・・商品化への道は遠いぞい。

まず最初に、商品名を決めた。

商品名は「富山蕎麦饅頭」生産者の富山殿と富山県をかけたナイスなネーミング。決して安易に決めた訳ではない。

さっそく専門家に菌検査をお願いした。

お菓子を商品化するにあたって一番大切なことは安全性だ。

食で健康を損ねてはいけない。食の安全性は最重要項目なのだ。

いくら素晴らしい素材で作っても安全面が確保できなければ蕎麦饅頭を市場に送り出す事はできない。

食品研究所に頼んだ分析結果は良好だった。

製造後4日経過しても微生物の極端な増加は認められない。

安全安心を確保できた。喜ばしい。

殻むきした生の蕎麦の実を使っているので土壌菌が心配だったが

蒸し上げ+焼き上げで、適切に処理することができたようだ。

千葉先生と和菓子職人たちの腕と衛生管理の賜物だろう。

しかし4日間菌数に問題無いからと言って、4日間美味しく食べられるかというと別問題だ。

時間経過とともに味は変化する。

食感や風味、見た目、匂いなどなど官能検査を実施することにする。

官能検査は常温、冷蔵、冷凍保管したものをそれぞれ4日間毎日試食することで行ったぞい。

結論だけ言えば冷凍保管し解凍後3時間以内に食べたものが一番美味しいと分かった。

まず常温保存の場合は1日目は良い。

しかし時間経過とともに劣化が激しすぎる。

2日目には生地がしまり美味しさが激減する。4日目には餡子の水分が生地に移行しベチャベチャ。

食べれた代物ではなくなってしまった。

お届けまで時間がかかるネット通販では常温保管で美味しく食べることは不可能だ。

次に冷蔵保存だが、論外だった。

冷やされた生地が締まってしまい、蕎麦饅頭のもっちりとした美味しさをぶち壊してしまう。

これではコンビニの饅頭の方がまだマシだ。その点冷凍保存は素晴らしいかった。

上手に冷凍と解凍を行えば出来たたので美味しさを堪能できるのだ。

そして急速冷凍した蕎麦饅頭の包装も順調にクリア。

賞味期限は冷凍で2週間、解凍後1日に設定した。

菌検査の結果を見る限り冷凍で1ヶ月以上保管しても問題は無さそうだが

家庭用冷凍庫で保管すると、冷蔵庫臭が蕎麦饅頭にうつる可能性がある。

冷蔵庫で14日が限界だろうと判断。

美味しさを追及するべく賞味期限も1日とする。

そして賞味期限・アレルギー・原材料をまとめたシールの手配もお願いしました。

次は美味しく食べるためのシオリや解凍方法の案内なども制作だ。

(1)美味しく食べる方法(2)解凍方法(3)蕎麦饅頭の説明を作らねばならない。

モノづくりとは、消費者と生産者のコミュニケーションだ。

消費者に「伝える」こと怠たれば、本来あるべき商品価値を落とすことになる。

伝えてこそのモノづくりなのだ。

苦労するのが他人ならボクに妥協するという選択肢はない。

せめて最後くらいはと、商品化マニュアルを作らせて貰った。

マニュアルは出来るだけシンプルに作るのがばいにゃこ流だ。

マニュアルに頼りすぎるのは良くないが、マニュアルは正確な業務を維持するのに便利だ。

作り手や関係者が変わっても、同じクオリティの商品を安定供給しできるようにしなければならない。

もちろん人を動かすにあたりマニュアルだけに頼るのはよくない。

関係者たちの上層部には靴を舐める勢いで媚びておくことも忘れない。根回しも大事だ。

そして最後に商品撮影と販売ページを制作、これはチームばいにゃこのスタッフたちに任せる。

順調に通販サイトに販売ページも出来上がった。

ボクぁたいした事もしていないが、ひとつの商品を世に出す大変さを知った。

今まで以上に作り手に敬意を持とうと思う。

なんにせよ富山殿が生産したそば粉を使った商品が市場に流通しはじめた。

少しでも富山殿や富山県の素晴らしさが世の中に伝わればと思うぞい。

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