代表挨拶
「子どもたちが誇れる故郷をつくりたい」
こんにちは。一般社団法人ばいにゃこ村 代表理事の樋口幸男です。
私は山梨の山間地で育ち、大学卒業後は埼玉・東京のベンチャー企業でWebプロモーションに携わってきました。
2008年、28歳のとき。かつての恋人を追って富山へ移住し、無事に再会して家庭を持ち、いまは二児の父としてこの土地に根を下ろしています。
2013年、娘が生まれた瞬間に願ったことがあります。
「この子には、貧しさや暴力に怯えることなく、夢を描き挑戦できる人生を歩んでほしい。」
その願いは、すぐに一つの気づきへと変わりました。
家族だけが幸せになっても、それは長く続かない。幸せは分かち合い、巡らせることで大きくなる。
だからこそ、子どもたちがこの街で暮らし続けたいと思える“誇れる故郷”をつくりたい。
その思いのままに、ご当地キャラ「ばいにゃこさん」(富山の売薬さんと猫の妖怪がモデル)と仲間たちと共に、子ども支援やまちづくり、被災地支援などの社会活動を続けてきました。
膝を抱えている子どもには手を差し伸べ、前へ進めない子には寄り添い共に歩く。
そして、出る杭が叩かれやすい世の中であっても、子どもたちが夢を描き挑戦できる社会をつくるため、私たちはあえて矢面に立ち続けます。
金もコネもない“何者でもない自分たち”だからこそ、見える景色があります。
子どもたちが誇れる富山、そして胸を張れる日本へ向けて、これからも挑戦を続けてまいります。



