公募提案型政策コンテストにて「孫の看護休暇制度」を政策提言させて頂きました。
今後、確実にやってくる祖父母も働き続ける時代に備え。
安心して子育て出来る社会を願って提案しました。
政策提言を応援&協力して下さったみんな。
アンバサダーや村民になって発表する勇気をくれたみんな。
本当にありがとぞい!
ばいにゃこ村では海岸清掃をはじめとしたボランティア活動のみならず
子供たちが笑って元気に成長できる世の中にする為に色々な挑戦をしとります。
今後とも応援してやって下さい!
孫の看護休暇制度プレゼン内容はコチラ
売薬さんをルーツに持つ富山県から家族で支える孫の看護休暇制度をプレゼン。
孫の看護休暇制度とはどういったものかと申しますと、働く祖父母の、孫を看護する権利を認め
子育てしやすい、より良い社会を作るための制度です。
今後、確実にやってくるであろう祖父母も働き続ける時代に備えて、安心して子供を育てていける環境を作り出す制度であります。
詳しい内容をお話しする前にまず、現在「子の看護休暇制度」というものがございます。
これは小学校就学前までの子を持つ労働者が、子の看病等を理由に1年に5日まで休暇を取得できるという制度です。
資料のような条件で施行されていますが、残念ながら祖父母に対しては対象外となっています。
孫の看護休暇制度は、今後夫婦共働き、そして働き続ける祖父母が増える見越して
子の看護休暇制度の対象を祖父母まで拡大し、働くお爺ちゃん。お婆ちゃんの「孫の看護する権利」を明確に制度として認めましょう。
というご提案でございます。
孫の看護休暇制度を提言するにあたり、次のような背景が挙げられます。
社会的要因として、少子高齢化が今後さらに労働者不足や社会保障費の不足を生み出します。
その結果女性の社会進出や高齢者の雇用の必要性が一層高まることは間違いございません。
さらに国民事情と致しましても公的年金の受給開始年齢の引き上げ、消費税率等の引き上げ
消費者物価指数の上昇により将来的な不安が増加しております。
生活様式の変化も昔よりもお金のかかる時代です。
高齢者といえども働かなくては生活していくことができないような世の中になりつつあります。
いまお話ししたような背景が、今後ますます「共働き」と「高年齢労働者」を増加させます。
夫婦共働き、祖父母も共働きという時代がやってくるのはほぼ確定した未来となっております。
祖父母世代も働くのが当たり前になり、またそのことにより孫の育児にかかわりにくい社会になったとき、育児に与える影響は計り知れないものがあります。
今回、富山県内で子育てしながら働くパパ・ママにアンケートをとってみました。
するとなんと87%の方々が「祖父母の存在に助けられている」という回答結果になりました。
どんな時に助けられているか?というアンケートに対しては子供が体調不良の際、仕事を休めない時に預かって頂いている。
という声がランキング1位と多く上がっておりました。
リアルなパパママの声としても、シフトを抜けれない。急に仕事を休めない。
権利として休めるのは知っているけれど経験やキャリアを積むチャンスを逃したくない。
祖父母がいなければフルタイムで共働きは難しい。という意見が多数あがりました。
今現在子育てをしているボクも、まったく同感で、みんな思っていることは同じなんだなっと感じました。
さて今後、高年齢者雇用の増加で、祖父母も共働きするようになり、祖父母の協力が得にくい社会になってしまったらどうなってしまうのでしょう?
言うまでもなく子育て世代に大きな負担がかかってしまうのは間違いないのです。
そしてこの負担は社会問題を生み出します。
病気の子供の看護というのはどうしても母親に偏りがちなため女性の社会進出の壁になります。
祖父母の支援減った分を社会保障で賄えば財政負担も増えます。
少子化を加速させることになるでしょう。
孫を持つ祖父母の心情としても。
わが子わが孫をできる限り助けたい、これが祖父母としての当たり前の心情です。
孫を助けたい、でも働きたい、そんな祖父母のジレンマはストレスとなり社会的幸福度を下げることになることでしょう。
これまで話してきたような実情、様々な社会的な背景から、祖父母が働き続ける必要性が高まっております。
一方では子育てに関して祖父母の協力なくしては難しいという現状は変わることはありません。
これらのことから労働者たる祖父母に対しても家族である「孫を看護する権利」を「明確に制度として」、親同様に認めることが必須であると私は考えています。
孫の看護休暇制度を明確に規定することで得られるメリットは様々あります。
家族の絆が深まり幸福度は向上し、いざという時に祖父母のサポートが得やすくなり女性の社会にプラスに働きます。
家族で助け合えることは家族で助け合うことで社会保障費の節約にもなり、子供たちの知元就職率の向上にも繋がることでしょう。
他にも制度化がゼロから作るより用意で、導入しやすいというメリットもあります。
夫婦共働き、祖父母も共働きの時代。
祖父母の育児参加を「働く側の権利」として看護休暇制度に明記する事は高齢化社会にとっても、女性活躍にとっても社会的に意義のあることです。
かつて売薬さんで栄えた富山県では、売薬さんが全国を回っている間、妻や祖父母、親類縁者が助け合い子育てしていたそうです。
富山県は「何より家族を大事にし、家族で助け合う」そんな文化と伝統のある県です。
そんな富山県から「孫の看護休暇制度」を政策提言させて頂きました。何卒ご検討のほどよろしくお願いいたします。
以上プレゼン内容となります。
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※政策提言用のプレゼン資料をゼロから作るのは大変。
参考に政策提言した「孫の看護休暇制度」のプレゼン資料(パワーポイント)を欲しい方は
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ばいにゃこ村からの政策提言原文
共働きが一般的になってきている昨今、子供が小さい内から復職されるご家庭も増えております。
しかし子供は、突然熱を出したり体調を崩すものです。
看病するために、父親か母親のどちらかが仕事を休む
もしくは近くに住む両親や親戚に預けるなど、その場で対応を求められます。
ところが共働きが一般的になるにつれ両親世代も共働きしているケースが増えております。
さらには昨今高齢者も働く事が一般的になりつつあります。
父親も母親も急に仕事を休むことが出来ない。
両親も親戚もみんな働いていて子供を預かって貰えない。
そのような理由から折角復職したのに会社を辞めざる負えない。
正社員を諦めざる負えないと悩むご夫婦(特に女性)が今後さらに増えると想定されます。
本来なら、そんな時の為に「子の看護休暇制度」があります。
小学校就学前の子を養育する労働者が1年度の間に最大5日間休みを取得出来る制度です。
しかしながらこの制度では現状、子供の両親しか対象にされておりません。
現実問題として「急に仕事を休めない」父親か母親も多いのが実情です。
そこで「子の看護休暇制度」の対象を子の祖父母世代まで拡大すること「孫の看護休暇制度」を政策提言したいと思います。
祖父母も孫の育児に参加し易くなり、父親母親もより働き易くなり、女性の社会進出にも繋がります。
課題もありますが、制度が社会に浸透することで社会の最小単位である家族から国家を強固にする政策になると考えております。
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