ごあいさつ

こんにちは、ばいにゃこ村代表の樋口と申します。2014年10月からスタートした富山県の非公認ご当地キャラばいにゃこさんは、2022年4月一般社団法人ばいにゃこ村になりました。ばいにゃこさんは私に子供が生まれた時、この子に笑顔で成長して欲しいという願いから生まれたキャラクターになります。泣いている子供がいたら寄り添って、困っとる子がいたら手を差し伸べる、地域も盛り上げ世の中に笑顔を増やす。そんな私の「理想」を投影したキャラクターです。

はじめは我が子を喜ばせるためにご当地キャラ活動をはじめました。現実は厳しくなかなか人や街に受け入れて貰えず、イベント出演をお願いしては門前払い。よい歳の大人が下らないことに時間を使って恥ずかしくないのか?っと心無い態度や言葉で何度となく拒絶されてきました。そんな経験を繰り返す中で、今の日本社会はまだまだ右にならえ、枠の中で生きろ、出る杭は叩け的な空気があること。そうした社会の中で多くの大人たちがいつしか夢を諦めて誰かの顔色を気にしながら生きてる事に気がつきました。

大人が夢を諦めていたら、子供たちだって夢を描けないのではなかろうか?そんな大人たちを見て育つ子供たちは、ふるさとを誇れるだろうか?いつしか私は「子供たちが誇れるふるさとを創る」という「夢」を持つようになりました。金もコネも時間もなく、はじめは小さく小さく。コツコツ20年かけて「ゆるく、たのしく、おもしろく」、子供たちを笑顔にしながら「子供たちが誇れるふるさと」を創ろうとご当地キャラ活動やボランティア活動をスタートさせました。

それから8年。ご当地キャラ活動を中心に「街づくり」に取り組むなかで、ひとり、ふたりとファンや仲間が増え、挑戦できることの幅が広がりました。今ではご当地キャラ活動、ボランティア活動、地域イベント開催、勉強会など街に様々な「コト」を起こせるようになりました。一緒に挑戦して下さる仲間たちに感謝するばかりです。沢山の仲間に支えられ、「子供たちが誇れるふるさとを創る」という夢に一歩一歩近づいていると感じております。

私たちのような存在はまだまだ理解されにくい世の中ですが、子供たちが憧れる、誇れる大人を目指して邁進しております。幸せな未来を追い続ける大人、夢に向かって挑戦し続ける大人、街や人に良い「コト」に挑戦し続けている仲間たちを応援し続けております。これからもばいにゃこ村は「ゆるく、たのしく、おもしろく」、子供たちを笑顔にしながら「子供たちが誇れるふるさと」を目指して参ります。どうか皆様応援してやって下さいませ。

一般社団法人ばいにゃこ村 代表理事 樋口 幸男